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■映画「マリー・アントワネット」

ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」 (2006年) は、並みの歴史映画ではない。マリー・アントワネットを、浪費家で傲慢な女性ではなく、淋しがり屋の可愛い女性として描く。映像は、まさにソフィア・テイスト。可愛らしいお菓子やドレスが次々に登場する。音楽もロックやポップが基調。それが、柔らかな映像と響き合う。

ルイ16世役に甥っ子のジェイソン・シュワルツマンを起用する遊び心に満ちたソフィア・コッポラ監督は、既存のアントワネット像に挑戦するためキルステン・ダンストをキャスティング。アントワネットを普通の女の子に見せることに成功した。

もともと、マリー・アントワネット像は、民衆の憎悪をかき立てるために、ねつ造されたもの。有名な「パンがなければお菓子を食べればいい」という言葉も、彼女の言葉ではない。歴史的な偏見から逃れるためにも、一見の価値がある。

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Japan, Sapporo
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